金庫って、大きさの割に中は意外と狭いかも?と思います。大きな金庫だなぁと思って開けて見ても、思っていたより中に物が入らないことが多いんです。
それもそのはず、金庫は防犯性や耐火性、耐ショック性を高めるために、一枚の板が非常に分厚くなっているからです。それは見れば一目瞭然、両側は分厚い壁面となっていますよね。これは買う前の時点でも気付けるので、後から「あれ?入らない」ということはあまり無いでしょう。
ただ、分厚くなっているのは壁面だけでなく、もちろん奥の壁面もです。これが意外と気付きにくい点で、外側から見た金庫に比べて、実際の中は奥行きがありません。そのため、長さのあるものが意外と入らないといった問題が起きかねないんですよね。購入時点でちゃんと採寸し、中に入れるものもちゃんと入ることを確認したうえでなら起きない問題ですが、これだけ大きければ入るだろうくらいの感覚で買ってしまうと、後から「奥行きがなくて入らない」ということが起きうるんです。かといって容易に買い換えられるものでもないため、泣く泣く折り曲げたりして入れたり、最悪の場合入れること自体を諦めなければならなくなります。
金庫だけに言えることではないですが、見た目や感覚頼りにするのではなく、買う前のしっかりとした準備と調査が大切ですよ。